新型コロナウイルスに隠れたインフルエンザウイルス
あすみが丘耳鼻咽喉科です。
先日インフルエンザウイルス検査希望の方がいました。
内科で断られたとのことでした。
ここで、知識のある方は新型コロナウイルスで騒がれている今は、インフルエンザウイルス検査はやらない方向にあることをご存知かと思います。
発熱、上気道症状であればコロナウイルスの可能性もあり、鼻腔から検体を採取する医師が感染する恐れがあるからです。
当院では、この方のインフルエンザウイルス検査を行いました。会社から行うよう言われたとのことでした。
実はやってはいけないことはなく、医師会からはゴーグルやマスクなどの対応ができる施設でのみ行うようお達しがあります。
そこで、患者様とはまず電話で対応し、当院駐車場で車中のまま待機してもらい、
私がしっかりゴーグル、マスクをしてそこへ行き、患者様のマスクを、口は覆ったまま鼻まで出すようにして検体を採取しました。
頭痛、今朝からの38℃以上の発熱、鼻汁とのこと。
ヘッドライトで鼻内、咽頭の所見を見ることができ、私はこの時点でウイルス感染≪急性副鼻腔炎を考えました。
急性副鼻腔炎として処方し、この時点ではウイルス感染の否定はできないため4日以上続くようなら帰国者、接触者相談センターへ相談するようおはなししました。
会計まで全て患者様は車中で行い、対応は私一人で行いました。
これからもこういった非常事態にも、小規模な医院ですが、しっかり対応していきたいと思います。
https://asumigaokaent.amebaownd.com/
0コメント