当院の特色(医師紹介)

医師二名が勤務しています。(さらに土曜診察のみ 千葉大学耳鼻咽喉頭頸部外科医師が来てくれます)


 理事、副院長 市川忠(右) 予約制
・補聴器相談医
耳鼻科一般、めまい、難聴、補聴器外来、喉頭、音声、気管、食道、アレルギー、ファイバースコープ、睡眠時無呼吸症候群、咽頭手術、鼻手術、レーザー手術、耳管通気処置に秀でています


 理事長、院長 市川英樹(左) 常勤
・身体障害者福祉法指定医(聴覚機能、平衡機能、音声・言語機能、そしゃく機能)
・協力難病指定医
・BLS(一次救急)
・禁煙
・緩和(疼痛管理)
・スポーツ(スポーツや趣味はなるべく続けられるよう治療を心がけています)
・学校医 あすみが丘小、大椎小中(母校)、土気小中、土気南小中(母校)、明徳中高

・千葉市障がい者相談センター:身体障害者手帳の審査・認定

耳鼻科一般、小児耳鼻咽喉科、頭頸部(甲状腺、顎下腺、耳下腺、リンパ節)、睡眠時無呼吸症候群、めまい、アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法や抗体医薬治療、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(嗅覚障害、後鼻漏)の生物学的製剤治療、禁煙外来、耳管機能異常、慢性上咽頭炎、コロナ後遺症、気象病(気圧や天気に関連する不調、自律神経失調)に力を入れております。大椎小中卒業生です‼️
初期研修制度を経ていますので内科や外科に関しても見識を持っております


①予防接種 ②感染対応 ③手術 ④デュピクセント ⑤ゾレア ⑥舌下免疫 ⑦睡眠時無呼吸 ⑧Bスポット ⑨補聴器 ⑩禁煙 ⑪気象病 ⑫コロナ後遺症外来

①予防接種

予防接種 ワクチン(新型コロナ、インフルエンザ、帯状疱疹、RSのみ)
新型コロナ 2024/10/1~2025/1/31

 対象者は千葉市の概要を確認ください。自己負担3300円(税込み)

新型コロナの千葉市助成対象者以外 自費自己負担 16000円

 予約制で確約すれば用意いたします。ファイザー(コミナティ)

インフルエンザ 2024/10/1~2025/1/31

 対象者は千葉市の概要を確認ください。

(千葉市は一部の方に助成あり。令和6年度は65才以上高齢者は自己負担1800円です。6ヶ月~13才未満は2回接種。2回接種する場合は、2週間から4週間あけることが示されていますが、3週間以上あけて接種する方がより効果的です。)

痛くない経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト)は10名確約されれば施行可能です 自費自己負担 8000円

帯状疱疹 (シングリックス) 

 2ヶ月~6ヶ月間隔で2回で46000円(1回 23000円)で、予約制で確約すれば用意いたします。コロナワクチンとは2週間空けて。Hunt症候群の末梢神経障害(顔面神経麻痺)などの予防に。
RSウイルス(アレックスビー) 

 2024年からのまだ新しいワクチンですが、1回25000円で、予約制で確約すれば用意いたします。60歳以上で、基礎疾患(喘息、COPD、心疾患、糖尿病、慢性腎臓病、免疫機能低下)のある方が対象です。2年間有効と今のところのデータで出ています。

予防接種よりも診療を優先する場合があります。予防接種で体調不良が出た場合はファーストタッチを優先する場合もあります(感染対策、緊急度により)
接種日には時間を守り、腕や肩を出しやすい服装で接種券、予診票、本人確認できる運転免許証や保険証を必ず持参ください


②感染対応

感染対応  (COVID-19やインフルエンザなど感染症疑い)
インフルエンザ流行時に準じた対応をとります。
医療用抗原キットで自己検査し陽性が出た方はキットを念のため持参ください。
院内に風邪症状で来られていたら動線を別に誘導する場合があります。
抗原検査は全診察時間内可能(結果は約10分以内)
感染拡大を防ぐためお手数ですが、受診の際は、あらかじめ電話(043-295-3600)をお願いいたします。
※PCR検査は行っておりません


コロナ後遺症に効果を認める可能性があるBスポット治療(下の方に詳細項目あり)、6スポット治療についてもご相談ください。


③局所麻酔手術


④鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の最新治療「生物学的製剤」

最新の鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の治療薬、生物学的製剤(デュピクセント:抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体:一般名デュピルマブ)も人数制限がありますが行えます。
適応は①慢性副鼻腔炎の確定診断②鼻茸を伴い、過去2年間以内に経口ステロイド薬による治療歴 or 手術歴あり or ステロイド禁忌の患者様③既存の治療で鼻茸スコア5点以上 and 鼻閉重症度スコア2以上が8週間以上 and 嗅覚障害、鼻汁(後鼻漏含む)が8週間以上
皮下注射で、2週間間隔で行います。少なくともはじめ2回は医師が行いますが、適切に施行できそうな方は自己注射も指導して行えるため、通院に伴う時間的制約や負担が軽減できます。
例年の治療で改善不十分だった重症の鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の方にオススメします。(薬価が非常に高価なため、・医療費に助成が出る方や、・保険診療において負担の少ない方、経済的余裕がある方、高額療養費制度を利用する方・重症の鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に苦しむ方がよい対象になるかと思います。価格表を下図に載せてあり、保険が利く形となります。そのため適応は厳しいので診察が必須です。2022/8/1より薬価が11%ほど下がります。)
 (下図)
好酸球性副鼻腔炎重症は指定難病です。当院は協力指定難病施設です。


⑤アレルギー性鼻炎の最新治療 「抗体医薬」

最新のアレルギー性鼻炎治療薬、世界初の抗体医薬(ゾレア:抗IgE抗体:一般名オマリズマブ)も人数制限がありますが行えます。
皮下注射で、2~5月のスギ飛散期に行えます。
千葉のクリニックでは当院が導入施行した二件目と聞いております。例年の治療で改善不十分だった重症アレルギー性鼻炎の方にオススメします。【薬価が非常に高価なため、・医療費に助成が出る方や、・保険診療において負担の少ない方、・経済的余裕がある方、・重症アレルギー性鼻炎に苦しむ方がよい対象になるかと思います。体重、IgE値により投与量が決まりますが、2020年4月薬価改定し、約29147円/150mg(1~3本。効果判定して次回は2週もしくは4週後に投与可能) に保険が利く形となります。そのため適応は厳しいので診察が必須です。】2019年12月からアレルギー性鼻炎にも適応になったばかりです。 (下図)



⑥舌下免疫療法

舌下免疫療法(季節性アレルギーのスギに対するシダキュアなどや、通年性アレルギーのダニに対するアシテアなど)の導入~維持も行います。年齢は5才(小学生以上推奨)以上の方でダニのみはいつでも。スギの方は6~12月に行います。アレルギー性鼻炎の根治を目指してみたい方、根気強く通院できる方におすすめします。年々良くなる方が多いです。
一般的に4~5年間以上の継続を目指します。他のアレルギーにも効果がありますが、血液検査でダニ、スギの反応が、他のアレルギー項目より高い方にオススメします。
アレルギー検査(特異的抗原)は平日17時まで、土曜は12:00まで(その日の検査会社が回収にくるまで)ですので、混んでいたら受け付けに検査だけ先に申し込みお願いします。
一回目は院内で実施してアナフィラキシー反応がないか様子を見ます。


⑦睡眠時無呼吸症候群

いびき、睡眠時無呼吸症候群に関して、簡易睡眠検査、鼻治療、扁桃摘出や切除、咽頭手術適応の評価、レーザー手術、口腔器具の導入(歯科への紹介)、CPAP導入~維持行います。
またすでにマウスピースやCPAP導入後の方でも、鼻治療、咽頭手術やレーザー治療で改善が見込めるかもしれません。その場合CPAP離脱が望める場合もありますのでご相談ください。
他院でこの病気は治らないと、鼻やのどを見られずに言われた方、上気道の狭さを改善させることができる方法が耳鼻咽喉頭頸部外科には見つけられるかもしれません(確かに現行医療では治せない方もいますが、、)
睡眠時無呼吸症候群は鼻腔と咽喉頭の狭窄をファイバーなどの検査で見ることができる、より専門性の高い耳鼻咽喉科で診て、評価、適応判断を行うほうが良いです。
特に小児の睡眠時無呼吸症候群は眠りの質が悪いことで、成長の妨げや、日中のパフォーマンス低下につながるので重要です。


⑧EAT、Bスポット療法

Bスポット療法 (鼻咽腔スポット)=上咽頭擦過療法EAT
処置は自費診療で初回は5000円、2回目以降1回につき1000円が保険診療分に加算されます。
鎮痛に対し前処置も行いますのでご安心下さい。
2-3か月ごとに内視鏡下で状態の評価をしながら炎症のある部位をまんべんなく処置施行します。
まだまだしっかりとしたエビデンスは無いのですが、効く人に効きます。
コロナ後遺症に対して行いたい方はコロナ後遺症と判断された場合に行うのが適切です。必要であれば内科的な後遺症外来受診を促す場合があります。
慢性上咽頭炎の咽喉頭違和感、後鼻漏感、原因不明の鼻痛、のど痛、頭痛、の他多くの関連する不定愁訴に対しEAT(上咽頭擦過療法)を行っております。鼻の後ろ、のどの上方に薬液を塗布、擦過する処置です。上咽頭には咽頭扁桃や耳管扁桃が位置し、免疫機能を担います。不定愁訴といわれるような「鼻の奥に鼻汁、痰がある、はりつく、乾燥する、違和感」「頭が重い」「耳の下が痛い」などの症状が慢性上咽頭炎をより疑います。ファイバーで所見を確認する場合があります。
 当院は著書「つらい不調が続いたら 慢性上咽頭炎を治しなさい」の電子書籍、HPに医療機関一覧として取り上げられております。本書では以下の症状に効くとされております。
・頭痛 ・起立性調節障害 ・首こり肩こり ・全身の慢性疲労間(特に午前) ・後鼻漏 ・嗄声 ・慢性咳嗽 
・咽頭違和感 ・顎関節症 ・めまい(浮動感) ・不眠 ・上背部重苦感 ・羞明 ・慢性痰 ・咽頭通 ・全身痛 
・多歯痛 ・舌痛 ・過敏性腸症候群 ・思考力、記憶力、集中力の低下 ・抑うつ ・月経異常 慢性湿疹
・IgA腎症 ・胸肋鎖骨過形成、関節炎 ・慢性湿疹 ・機能性胃腸障害 ・しびれ ・不安障害 ・むずむず脚症候群
・微熱 ・ネフローゼ症候群 ・掌蹠膿疱症 ・炎症性腸疾患 
※また、コロナ後遺症に効くのではないかと、コロナ後遺症外来から紹介されることがあります。


⑨補聴器外来

補聴器外来  
現在は水曜午前に行っております。診察し補聴器装用をすすめた場合予約ができますのでご連絡ください。
貸し出しや調整をリオネットに行っていただいております。


⑩禁煙外来

禁煙外来
チャンピックス内服、ニコチンパッチ貼付薬は保険診療で行えます。

2022年8月から内服は出荷停止中です。
基本として2週間おきの5回通院を行います。脱落する場合ご連絡させていただく場合があります。
ご時世的にも、頑張って禁煙しませんか?支援します!
千葉市では禁煙支援助成があります。(令和4年~ 1万円まで)
千葉市禁煙外来治療費助成事業を活用ください。(令和4年 対象拡大)


⑪気象病(気圧や天気に関連する症状)とは

気象病の症状が出やすい季節としては、低気圧が定期的に通過する春や秋、梅雨時、そして台風が日本付近に接近する晩夏から秋にかけて。一方、比較的気圧が安定する冬は体調が良い日が多いことも特徴です。
具体的には、内耳など気圧を感じるセンサーからの信号により自律神経系のバランスが交感神経優位となり、それがストレス刺激となってさまざまな疾患のメカニズムを惹起するという考えがある。また、気圧の低下により人体の押される力が減り血管が拡張しやすくなるのが原因と考えられています。
これらを感じる場合に、当院では通気、鼓膜マッサージ機を使った中耳加圧療法を開業当初から行っております。近年、学会でもメニエール病等で有効性が叫ばれています。
中耳加圧療法は、鼓膜に音圧をかける(ポコポコという音を聞く)ものです。中耳、内耳のリンパのめぐりをよくし、メニエール病の改善や、難聴に伴う耳鳴りに効果があるとされています。


他、自律神経系ではめまい、頭痛、咽頭痛、顔面痛、鼻汁などの症状も耳鼻咽喉科領域の症状で考えられます。


⑫コロナ後遺症外来

コロナ後遺症外来

耳鼻咽喉科として上咽頭擦過療法でお手伝いしています(自費診療の処置になります)

2019 新型コロナ発生後に日本でも感染者が出てしばらくしてからコロナ後遺症というものが出てきたときから対応してきました
PEM(運動後疲労)や慢性疲労症候群などへ移行を防ぎたいです
様々な症状を呈します 時期はコロナ発症の1~2週後に出てくる場合あり
  比較的とれやすい症状
咳、痰、頭痛、不明熱 など
  比較的とれづらい症状
嗅覚障害、味覚障害、ブレインフォグ、倦怠感、めまい感 など