コロナに関する緊急提言
あすみが丘耳鼻咽喉科です
呼吸器学会から、気管支鏡などの処置でエアロゾルを発生させないようになどの注意換気が出た
ここから思うことは、
患者への医療処置は確かに医師への感染リスクを高める
耳鼻科は処置が大事で、鼻粘膜の腫れが強く、ネブライザーをそのまま行うと手前の粘膜のみに当たって終わる(鼻のなかには鼻道が少なくとも上鼻道、中鼻道、下鼻道、総鼻道とある。副鼻腔への入り口は中鼻道が大事)
鼻の通りをよくする目的だけでなく、薬液を各所に届けたい
出来れば綿棒や薬液噴霧でできるだけ隙間を開けてネブライザーを受けていただきたいが、、
無症候のコロナ感染もあることを考えると、処置をしないことにしている耳鼻科もいるようなので、それも正しいと思う
ただそれでは内科と変わらない
アレルギー性鼻炎には専門性を発揮したいので、私は処置をしようと思います
今まで通り、処置を望まない方には行いませんので、お声かけください
また、診察中もマスクをなるべくしたままにする患者さんもいて、よく徹底できていると思う
適度な手洗い、うがい、咳エチケット、マスク、換気、加湿を続けましょう。
今日も雨で花粉は少なそうです
明日は非常に多いとのことですが、予報通り晴れれば、ですね。
以下2020/2/28千葉県医師会eラーニングからの新型コロナ情報は残しておきます
できるだけ多くの方に情報が届きますよう
千葉大学感染内科の発表
現在はパンデミックまでいかずクラスター←2009年の新型インフルエンザに及ばない事態(特定の人との接触を避ければよい)
新型コロナの名前はCovid-19(Corona virus desease 2019)。死亡率は2~2.9%と2003年のSARSやMARSよりも低い。
もしもコロナ感染らしくても、医療者がやることは帰国者接触者相談センターに相談してもらう。センターからも受診をすすめられてきた方なら千葉大や亀田といったPCR検査のできるところへ紹介する
人因子としてできることはマスク、咳エチケット、うがいのみしかない!
環境因子としては換気、加湿など
続いて亀田総合病院感染内科の発表
喀痰もしくは鼻粘膜の遺伝子検査は初期は陽性とならない
ただし無症状でも感染は起こる
基礎疾患をもつ方、慢性肺疾患(6.3%)より心血管疾患(10.5%)で致死率が高い。他、糖尿病、がん、高血圧で高まる。
10日が重症化するひとつの目安
現状、クルーズの方などで隔離施設も感染症病床も空きがない→陽性でも軽症なら自宅安静→検査の必要なし
ということでした。
これを読んだ医療者の方は、気になれば1:49の動画なので見ていただきたいですが、専門性がコロナから遠ければ、動画を見る必要はないかもしれません
https://asumigaokaent.amebaownd.com/
0コメント