鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の最新治療「生物学的製剤」

最新の<鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎>の治療薬、生物学的製剤(デュピクセント:IL-4/IL-13受容体モノクローナル抗体:一般名デュピルマブ)も人数制限がありますが行えます。

適応は①慢性副鼻腔炎の確定診断②鼻茸を伴い、過去2年間以内に経口ステロイド薬による治療歴 or 手術歴あり or ステロイド禁忌の患者様③既存の治療で鼻茸スコア5点以上 and 鼻閉重症度スコア2以上が8週間以上 and 嗅覚障害、鼻汁(後鼻漏含む)が8週間以上

皮下注射で、2週間間隔で行います。少なくともはじめ2回は医師が行いますが、適切に施行できそうな方は自己注射も指導して行えるため、通院に伴う時間的制約や負担が軽減できます。

例年の治療で改善不十分だった重症の鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の方にオススメします。(薬価が非常に高価なため、・医療費に助成が出る方や、・保険診療において負担の少ない方、経済的余裕がある方、高額療養費制度を利用する方・重症の鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に苦しむ方がよい対象になるかと思います。価格表を下図に載せてあり、保険が利く形となります。そのため適応は厳しいので診察が必須です。)

(下図)


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医療法人社団誠心会 あすみが丘耳鼻咽喉科

医療法人社団誠心会 あすみが丘耳鼻咽喉科のHPです。 場所は外房線「土気駅」下車徒歩2分の立地にあります。車での通院の場合は無料駐車場が7台あります。診療受付時間は、月火水金 9:00~12:00 / 14:00~18:00。土曜は午前のみ。木曜・日曜・祝日は休診です。バリアフリーです。 かぜ、みみ、はな、くち、のど、くび、かお、めまい、いびきなどの症状に。

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