2020/04/08covid19ライブセミナーまとめ
あすみが丘耳鼻咽喉科です。
今回のライブセミナーは実際のcovid19症例検討形式でした
非定型肺炎や、細菌性の市中肺炎との鑑別がメインでした
気管食道科も掲げる当院は肺炎の鑑別も多く扱います
症状としてはあってもおかしくないが頻度の少ないものとして、下痢などの消化器症状、痰を伴う咳、鼻症状など上気道症状
は少ないようです
初期は発熱も4割はない
食欲もあまり落ちない
特異的な症状がないため、経過をよく教えてもらう、観察する必要があります
一般的に肺炎は以下0~1点なら1%以下でしたが、covid19ではあてはまらない
①37.8℃ ②心拍100 ③呼吸数30(高齢は24) ④聴診crackle ⑤呼吸音低下 ⑥喘息合併
非定型肺炎は4つで93%
①60歳 ②基礎疾患(軽くない) ③頑固な咳 ④聴診所見乏しい ⑤痰なし ⑥白血球10000未満
感冒、市中肺炎治療は普段からやっていたことではありますが、covid19が鑑別に入るとかなり判断が難しくなります
可能性あれば家庭でも動線を別にしていただきマスクしてもらう
軽快しなければ保健所に連絡してもらう
指定医療機関は、大変だと思います。
できることを頑張ろうと思います。
医療機関受診は不要不急に入りません。
すでに案内しておりますが当院はゴールデンウィーク中5/4月~5火に診療予定です
感冒症状の方は事前にお電話いただけるとスムーズです。
患者様は必要な医療機関受診は怠りないようお願いします。
この数週間の発熱者で扁桃炎だったり副鼻腔炎だったりということが多々あります。
抗生剤治療で改善が見込めるのにコロナだと思い自宅療養して増悪しては大変です。
そういった疾患が除外されれば保健所に連絡するようすすめさせていただきます。
また耳鼻科の通院は処置が大事な疾患があります。長期処方が増えており、やや心配もあります。
コロナに負けずに頑張りましょう
https://asumigaokaent.amebaownd.com/
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