2019/11~2020/2まとめ
2019/9月末に、私は当時青葉病院耳鼻咽喉科で働いていたところ、父が倒れたと連絡がありました。
救急→入院手術を経て、分かったのは父が元通り万全には戻らないと言うこと。
分かった時点でまた見舞いに行き、すぐに医院を継承しようと決めました。
千葉大学耳鼻咽喉科の医局に属していたので、先生方にご相談したところ、理解も深く、対応も早く、
2019/11月から医院で働ける運びとなりました。
上司や医局の先生方にはご迷惑をおかけしました。本当に感謝しております。
ただ、中規模病院、大規模病院、専門病院とはあまりに違う環境に驚きました。
スタッフは母と妹と私含め7名、2020/1月頃から父も回復し、完全予約で数名診察しております。
毎日があっという間に、がむしゃらに過ごしていきました。
すぐにシステム面では電子カルテ化、ホームページの作成を行いました。
診療面では、いびき睡眠時無呼吸検査を導入し、
頸部超音波(エコー)を導入し、
耳管通気の仕方の変更、Bスポット治療、ブロー液(処置薬剤)、舌下免疫治療、アレルギー性鼻炎の最新治療ゾレア、
耳管開放症治療に対し生食点鼻や鼻うがいなど、これまであすみが丘耳鼻咽喉科になかったものを導入しました。
ご協力頂いたメーカー各位、薬局、当院に関わる全ての方に感謝です。
やっと、やっと、診療体制が整って参りました。
切り替わり時期は突然の休診の影響で、患者数も激減しておりましたが、皆様の口コミのお陰で徐々に来院が増えました。しかしコロナ騒動もありまだまだ以前の患者数には届きません。しかし、健康で来院されないなら幸せなことです。私たちは医療の質を高めるのみ。千葉市。緑区。あすみが丘という地域が好きです。ここで地域医療を行うことが夢でした。
耳鼻咽喉科の日本語論文は必ず目を通し、ガイドラインや標準治療以上の治療を心がけます。
今後も日々精進あるのみ、頑張りますので皆様今後ともよろしくお願いいたします。
以下記事抜粋
日本感染症学会は、新型コロナウイルスに感染した患者に対し、抗ウイルス薬を使う場合の暫定的な指針を公表した。対象は50歳以上の人などで、50歳未満の患者は薬を使わず様子をみるとした。
指針では、薬を使う対象を、〈1〉50歳以上〈2〉糖尿病、心臓病、慢性肺疾患、喫煙による慢性 閉塞へいそく 性肺疾患〈3〉免疫抑制剤を使っている――人などとした。いずれも重篤な呼吸不全を起こす可能性や死亡率が高いとし、「低酸素血症」になり、酸素投与が必要になった段階で使用を検討する。
50歳未満の患者は、肺炎を発症しても自然に治る例が多いとし、薬は使わず経過をみる。酸素投与と対症療法だけで呼吸不全が改善しない場合は、薬の使用を検討する。
現時点で、新型コロナウイルスの治療薬はなく、エイズ治療薬「カレトラ」(一般名・ロピナビル・リトナビル)が使われている。指針では、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」(一般名・ファビピラビル)も、治療に使う薬として挙げた。
とあります。
新薬開発もしていますが治験や認可に時間がかかるでしょう。これらである程度終息し、早く新型コロナ前の生活に戻ることを願います。
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